ベトナム旅行



2006年の2月にベトナム旅行に行ってきました。

行程
1日目:出発(成田―香港経由―ホーチミンシティ)
2日目:ホーチミンシティ観光
3日目:ミトーメコン川ツアーに参加
4日目:クチトンネル観光
5日目:帰国(ホーチミンシティ―香港経由―成田)
※今回はキャセイで香港経由だったので、結構時間が無駄になりました。キャセイの場合は往路は日本の朝出発、ホーチミンに夜到着。復路はホーチミンを朝出発、成田に夜到着です。ベトナム航空だと、直行便で昼にはホーチミンに到着でき、帰りは深夜にホーチミンは発って、早朝に日本に着けるようです。

所感
ホーチミンシティだけだとあまり見るものがないので、旅行を充実させるには、ホーチミンシティ周辺の町へ行くツアーに参加するのが良いと思います。ツアーは日本語ガイドがつくとかなり高くなりますので、お金を節約したい人は英語ガイドだけのツアーにするほうが良いです。英語ガイドのみでも十分楽しめます。

宿泊について
初日は空港のインフォーメーションで紹介してもらったホテルに宿泊しました。それ以降は、安宿通りのファングーラオ通り近辺で見つけたホテルに泊まりました。
ファングーラオ通りのホテル”Vien Dong”は、地球の歩き方では「その他のホテル」扱いになっていますが、部屋は広くて清潔で、眺めも良くて良かったです。値段は一泊30ドルですが、フロントにはインターネットの使えるビジネスセンター、ATM、両替所まであり、便利です。

ツアーについて
私の泊まっていた、ファングーラオ通り近辺にはツアー企画会社がたくさんありましたが、私がお世話になったのは「TNKトラベル」というツアー会社。日本語のパンフレットも用意してありましたし、ツアー内容の説明なども手際よくやってくれ、好印象でした。日本に帰ってからインターネットで調べてみると、ちゃんと日本語のホームページもありました。ツアーカタログだけでなく、市内の説明や地図(見にくいですが・・)などもあります。


ホーチミンシティ

ファングーラオ通りのホテルのベランダから撮影した、ホーチミンシティの景色。目も前には公園が広がっており、右の方には「ZEN」という白黒の市松模様のおしゃれな建物が見えます。実際に町を歩くとこんなにキレイな町ではないです。
実際にはこのようなバイク王国。排気ガスで空気が汚れているのか、マスクをしている人がたくさんいます。
ホーチミンシティの見所は、べトナム戦争関係の博物館。これは戦争証跡博物館の入り口に展示してある米軍の爆弾。これ一つで周囲100メートルを吹き飛ばしたそうです。
こちらはホーチミン市博物館の庭にて。戦闘機やヘリ、戦車が展示されています。
屋台にて。最後の夜はベンタイン市場の隣の屋台で晩御飯を食べました。
屋台で食べたご飯。これで大体300円くらいでしたが、適正価格がどうかは不明。手前の大皿は、肉とソーセージと野菜が乗ったご飯。 右はオクラのような野菜のスープですが、下のほうには魚と、なぜかパイナップルが入っていました。奥のビールはタイガービール。さっぱりしていて飲みやすいです。
氷あんみつのようなデザート。これにカキ氷とミルクを入れて混ぜて食べる。色とりどりで楽しいですが、見た目ほど美味しくはないです。
ミルクを入れて混ぜるとこんな感じになる。これのせいかどうかは分かりませんが、帰国後一週間程おなかの調子が悪くて参りました。

ミトー&メコン川ツアー

旅行会社の企画するツアーに参加して、メコン川ツアーに行くことにしました。旅行会社は宿泊施設のある通りなどにはたくさんあります。中には日本語のパンフレットを用意しているところもあります。
ホーチミンシティからバスで約2時間で、ミトーに到着。いつもバイクの音でうるさいホーチミンシティと違って、閑散とした静かな町です。
ミトーの船着場。ここからメコン川ツアーが始ります。ちなみにツアーは市場の見学をしたあと、メコン川の島をいくつか立ち寄って見学していくという内容。
波は高くないのですが、船は結構揺れました。
船から眺めるミトーの街。 やっぱり静かな町です。
まずは市場に立ち寄って見学します。果物と魚の市場です。町と違って人が多くて混雑していますが、ホーチミンのようにクルマやバイクの騒音がないので居心地が良いです。
ここの見学は自由行動なのですが、集合時間になっても戻らない日本人が2名いて、大騒ぎになりました。(結局彼らは30分送れて戻ってきました)
最初の島に到着。草木の茂った道を進んでいきます。先の30分の遅れを取り戻すため、ガイドも心なしか早足で進んでいきます。
ここで昼ご飯をいただきました。日本のインスタント焼そばに豚肉を入れたような食事でした。
島と島の間は小さいボートで移動します。ボートの座席は3人がけですが、なるべく外側に座るようにしたほうが、楽しめます。
時には手漕ぎボートに乗り換えて移動。メコン川の水は決して奇麗ではないので(かすかにウ○コの臭いが・・)、ボートが転覆しないか、ちょっと心配でしたが、意外と安定しています。

クチトンネル

ホーチミンシティから車で約一時間の所にある、クチトンネルの見学に行きました。こちらもツアーに参加。
ベトナム戦争時代、ベトナム兵はこのトンネルにこもって戦ったそうです。ご覧のように、入り口は日と一人が入るのがやっとです。おそらくガタイの大きい米兵では入れないでしょう。
トンネルの入り口は見つかりにくいように隠されていました。
大きめの入り口もあります。
トンネルの中はこんな感じになっています。当然、中は真っ暗で、横幅は肩幅ぎりぎりくらいです。中を通り抜けることができるのですが、途中真っ暗で何も見えなくなります。懐中電灯などを持って行けば、トンネルの壁の様子などを見ることができます。100円ショップに売っている、小さなLEDライト等で十分です。
森の中の様子。
森の奥には、射撃の練習場もあります。このクラスになると拳銃などよりもはるかに大きな音がします。

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