イタリア旅行



2005年の8月にイタリア旅行に行ってきました。

行程
1日目:出発(成田―オランダ経由―ヴェニス)
2日目:22:30ヴェニス着
3日目:ヴェニス市内観光
4日目:フィレンツェへ移動。フィレンツェ観光の後、グレーヴインキャンティ へ移動
5日目:サンジニジャーノ観光
6日目:モンテプルチャーノ観光、オルヴィエート観光
7日目:ローマ観光
8日目:帰国(ローマ―オランダ経由―成田)
※往路のトランジットが結構長かったのですが、オランダのスキポール空港では食事だけでなく、カジノも楽しむことができ、あっという間に時間が過ぎました。またリクライニングシートのある休憩所も用意されており、居心地が良いです。こういう空港ばかりだと良いのですが。

所感
今回は妻が予定を立てました。やはりイタリアは町中に見所があるため、観光しやすい国でした。また、交通機関が発達していて移動がすばやくできるため、いろんなところを回ることができました。夏休みに行ったせいもありますが、とにかく暑かったです。体力の消耗を防ぐために、粉末ポカリスエットを持っていって正解でした。

宿泊について
あらかじめインターネットで予約していったため、すべてがスムーズに動きました。インターネットで予約すると、割と高級なホテルでも、かなり安く泊まることができます。


ベネチア

ヴェネチアの港を撮影。昨晩は空港からこの港にたどり着きました。
ちょうど塩野七海の「海の都の物語」を読んだあとだったので、ヴェネチアへ入る時は絶対海から、と決めていました。船のチケットは空港で購入できます。空港から港への道は少し分かりにくいので注意が必要です。あと、海の臭いが以外に臭かった(笑)のが気になりました。
翌日はヴェネチア観光をしました。まずは、有名なベネチアの運河の様子を撮影。
こちらは16世紀に石造りにされたというリアルト橋。お土産屋さんでいっぱいです。
サンマルコ広場はいつも観光客で一杯でした。広場の片隅に、脱獄したカサノヴァが立ち寄ったという喫茶店があります。この広場にある、ドゥカーレ宮殿の一室には歴代の元首の肖像画が飾ってありますが、ただ一人、現役元首の時に処刑されたのところには黒いカーテンの絵のみが飾られています。探してみましょう。
サンマルコ広場にある鐘楼の上からヴェネチアの港を撮影。いかにも海の都といった雰囲気が出ています。時々、鐘が鳴るのですが、巨大な鐘の出す音はものすごいです。

フィレンツェ

翌日、フィレンツェへ電車で移動。「冷静と情熱の間」にも登場したドゥオーモには長蛇の列ができています。
シニョリーア広場には、いろんな銅像、彫刻が無造作に置かれています。
どこも観光客だらけのフィレンツェですが、ちょっと道を外れるとこんな静かな通りもあります。
宝石店等が並ぶヴェッキオ橋。観光客で一杯でした。
ミケランジェロ広場から、フィレンツェの町並みを撮影してみました。快晴の中、吹き抜ける風が気持ちいいです。町の中心からここまで歩いてたどり着くのはちょっと遠かったです・・

グレーブ・イン・キャンティ

アグリツーリズモに泊まりたいという、妻のたっての希望により、フィレンツェからバスに乗ってグレーブインキャンティまで来ました。ここがアグリツーリズモの「カサノヴァ」。
畑が広がっていてとてものどかな所です。
グレーブ・イン・キャンティにはワインの試飲ができる店があります。レジでカードを購入して、そのカードを使ってワインを試飲します。お金を払っているので、気兼ねなく好きなだけ試飲ができます。似たような機械が、最近できた表参道ヒルズにもあります。

サン・ジミジャ−ノ

フィレンツェ周辺の町を見物しに行きました。ここは塔の街サン・ジミジャーノ。まずは町並みの様子から。フィレンツェからバスで約1時間半くらいですが、乗換えが発生するのが厄介です。
町の中心にあるドゥーモ広場の様子。
この街の中心には登れる塔があります。塔の上に立つと、隣のクレーンを見下ろせる高さです。
塔の上から、サン・ジミジャーノの町並みを撮影。
この街を少し離れて見てみるとこんな感じです。塔が林立しているのが分かります。

オルヴィエート

ワインで有名な街、オルヴィエートに行きました。鉄道の駅の目の前にあるケーブルカーに乗ればオルヴィエートにたどり着けます。写真はオルヴィエートのドゥオーモ。
ドゥーモの近くにある観光案内所で、洞窟ツアーへの参加が申し込めます。
街の端には、エトルリアのネクロポリが残っているということで、見に行くことにしました。ここから出発。行きは下り坂なので楽ですが、帰りは結構きつい道のりです。荷物の多い人は要注意です。
ネクロポリ。ひっそりしていています。観光的にもあまり人気がないらしく、他に一組いただけでした。実際、ここにたどり着くのはかなり骨が折れますが、その割には感動が少なめです。
ネクロポリには石の家とでも言うべき墳墓がたくさん残っています。入り口はこんな感じ。何か古代っぽい文字がかかれています。中は当然真っ暗で、ひんやりしていて不気味な雰囲気があります。
町外れにあるサン・パトリツィオの井戸。直径13メートル。深さ62メートルもあります。螺旋階段を使って下っていくことができますが、登ってくるのは一苦労でした。

ローマ

イタリア旅行の最後はローマ。まずは街を一周する観光バスで回りました。写真は、バスから撮影したコロッセオ。
何か忘れましたが、これもバスから撮影。バスは二階建てになっており、当然二階が大人気です。最初は一階に乗って、二階の席が空いたらすぐに移動するのが良いでしょう。ただし、日差しが強いので帽子は必携です。
有名なトレビの泉。とりあえずコインは投げ込んできました。
ローマの休日でヘップバーンが下りた階段。どこに行っても観光客だらけです。
少し町外れにある公園では、気球に乗ることができます・・が、私が行った時は、風が強いいうことで、乗ることができませんでした。
最後はフォロロマーノ見学。まずは凱旋門から。
フォロロマーノの様子。街中にこんな遺跡群が普通に存在しているというのはなんだか不思議な感じがします。
所々に水道があって、水を飲むことができます。暑い一日でしたので、ずいぶんお世話になりました。ちなみにこの水道はいつも水が流しっぱなしになっています。
帰り道でコロッセオの前を通ったので撮影。もう疲れきっていたので、中の見学はしませんでしたが、今思い出すとちょっと心残りです。

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